http://reiujisharyo.en-grey.com/%E9%89%84%E9%81%93%E6%A8%A1%E5%9E%8B%EF%BC%88%E4%BA%AC%E6%80%A5%EF%BC%89/%E4%BA%AC%E6%80%A51489%E7%B7%A8%E6%88%90%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8B京急1000形1489編成を作る
こんにちは、いおんぐりっどです。夏コミ以来の更新となってしまいました。
さて、今回は京急1000形1489編成を作ってみました。実車の解説をざっくりとすると、4連の1000形で唯一の10次車です。
早速模型の方を見てみましょう。
ベースはGMの完成品で、一部床下機器類を3Dプリントで再現しています。まあだいたいいつも通りの仕様です。
各車サイドビューです。
デハ1489号車(M2uc1)
海側
山側
M2系、浦賀方の制御電動車です。補助電源装置、蓄電池、空気圧縮機などが搭載されています。いつもの通りMBU-1600Y形コンプレッサは銀色で色差しをして実車の特徴を再現しています。また海側中央の空気ダメは実車通り供給/元1/元2と3つ並んで艤装されている状態を再現してあります(画像では見えませんが……)
デハ1490号車(M1u1)
海側
山側
M1系の先頭車です。主に主回路系機器を装備する車になります。海側のフィルタリアクトル、高速度遮断器、断流器、そして山側のVVVF装置などが自作の3Dプリント品になっています。
デハ1491号車(M1s1)
海側
山側
こちらもデハ1490号車と基本的には同一になります。模型においてはこの車を動力車に設定しました。品川方ユニットの車両になるため受給電接触器が無いことが特徴です。
デハ1492号車(M2sc1)
海側
山側
品川方電動車です。こちらも基本的にはデハ1489号車と同じですが、10次車の特徴として、海側運転室寄りに行先表示制御器が搭載されています。これは車内LCDパネルの制御に用いられるもので、1000形10次車〜以外のグループでは600形更新車などに搭載されています。模型においても600形のパーツを用いて的確に再現しています。
さて、各車両の解説はこの辺にして今回の編成のポイントである3Dプリント品主回路装置についてです。
東洋電機製L3037-A形フィルタリアクトルとSA401-L-M形高速度遮断器、それからSA134-B-M形断流器箱です。高速度遮断器については、実車同様樹脂パッケージ部とそれを架装する枠組みとで別体化することで塗装の簡略化、ディテールの細密化を図りました。
そしてこちらが目玉であるRG694-B-M形VVVF装置です。制御群ごとにUVW各相で分かれたパワーユニット部を的確に再現しました。また実車通りの奥行きとして立体感を出しています。この辺は3Dプリントでもないととても再現できないですね。
さて、今回は大人しめの制作記事でしたがいががでしたでしょうか?念願の銀千4連が手に入り個人的にすごく高まったのが今回の感想といったところです。こちらの作品は12/1に行われる音無会でも展示致します(おとなしだけにねw)。いらっしゃる方は是非ご覧くださいませ。
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