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霊烏路車輌製造 工場日記

模型製作とか実車観察、電気・電子工作、音楽作りなんかについて備忘録代わりに書いていきます。よろしくお願いします。

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お、お久しぶりです……

お久しぶりです。例大祭以降すっかり放置していましたがここで突然のお知らせです!

twitterでは何度かお知らせしていますが、本日、コミケ3日目S-08a「N-DNA」様にて霊烏路車輌の製品を委託頒布させていただくことになりました!

今回の委託品は京王7000系をデザインしたトートバッグです!
早速写真をば……

基本的には前回(C93)の701系トートバッグと変わらないサイズ感ですが、持ち手が若干長くなりました。
前回同様Nゲージのブックケースも入る使いやすい容量になっています!


私は午後から会場にいると思うのでもし何かあればtwitterでリプ頂ければ……

もう1度スペースを書いておきます

東ホール S-08a 「N-DNA」  様   です!


それでは、今日も1日ご安全に!皆様のお越しをお待ちしております!
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例大祭15出展のお知らせ

お久しぶりです。主宰です、いおんぐりっどです。
Twitterのほうではすでに告知をしましたが、5/6に開催される博麗神社例大祭に出展します。

頒布物はいつも通り駅メロアレンジCD「東方鉄音録」の新作がメインです。

以下お品書きをば


新作、「東方鉄音録3」は新規収録の曲が11曲、第1弾「東方鉄音録」からの再アレンジ曲が2曲合計13曲となっています!従来よりもさらに進化した音源と音作りにご期待ください!!

もはや毎年恒例となった駅メロスイッチを使っての試聴も行います。お気軽にどうぞ


(主宰的にはノートPCのバッテリー持ちの悪さが毎年頭の痛い問題です・・・)


閑話休題

その他お品書き発表に間に合わずに記載できていませんが、以下の写真のような各種ステッカーも頒布します。


内容としては

・駅名標

・霊烏路車輌製造銘板

・床下表記

・2600系と800形の車番

・あつい!!!


です。(下3つもはや東方とは関係ないのはご容赦ください^^)

防水性・耐候性のある台紙を使用しているので屋外でもご使用いただけます。
各種1枚100円で大きい銘板だけ1枚200円を予定しています。

特に駅名標と車番のデザインには数に限りがありますのでお早めに!!

それではI22a「霊烏路車輌製造」で当日お待ちしております!!


スイッチで遊びに来るくらいの感覚でお気軽に足を運んでいただければ幸いです!

主宰と握手して、圧倒的・成長だ!

I22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22aI22a



おわり






うにゅんにゅだね!!




京急1000形17次車を人類最速で作る!

みなさんこんにちは、いおぐりです!!
先日1613編成が運用開始したようで塗千待望のデビューですね。早く乗りに行きたいです。

さて、実は17次車のプレス発表直後から私も着々と準備を進めてまいりまして、ついに完成と相成りましたのでご報告します。今回は「特別仕様」ということでかなり気合入ってます!!


というわけで17次車8両固定編成トップナンバーの1201編成ですッ!

模型を紹介していく前にちょっとだけ実車のお話をば・・・

昨年の12月末に総合車両制作所から一部未塗装の状態で出場し、「白い京急」として一躍有名になった編成です。Twitterの情報によれば1月25日の日中には塗装と再組成が完了し久里浜工場の構内で試運転を行ったようです。
床下機器類は16次車と同一と思われ、その他の変更点としてはブレーキの7段化やサービス用のLCD2画面化などが行われました。

~実車の話、おわり~


それでは模型の話に行きましょう!

基本的にはGM銀千の再塗装と床下並べ替え、16次車と同様の主回路装置などは自作の3Dプリントパーツを使用して仕上げました。
まずはいつも通り側面を1両ずつ見ていきましょう!

1号車 デハ1201
海側
山側

浦賀寄りの先頭車です。形式としてはM2ucとなり、隣のM1系とユニットを組みます。自車分の機器以外ではSIV、変圧器、整流装置、蓄電池、DC/DCコンバータなどの補助電源系の機器を搭載します。また第1台車横には枕木方向に元2と供給空気ダメが並んで艤装されています。滑走防止制御を取り入れたことによって大型化されたBA/BR(ブレーキ指令器/ブレーキ継電器)箱と先述の空気ダメは今回新規で設計した3Dプリントパーツで再現しています。

2号車 デハ1202
海側

山側

M1u形としてデハ1201とユニットを組みます。こちらは主に主回路系の機器を搭載しています。海側第2台車付近に艤装されるHB/PLB箱、FLとVVVF装置は3Dプリントで作成したものを取り付けています。

3号車 サハ1203
海側

山側

Tu形を名乗る中間付随車です。海側の大きな元1と山側の銀色に塗装されたMBU-1600Y型コンプレッサーが目を引きます。CPは奥行きを調整し実車同様の艤装位置にこだわりました。ARB(補助継電器)の隣に艤装されたFSC箱は今回3Dで新規作成したパーツです。

4号車 デハ1204
海側

山側

5号車とユニットを組むM1u‘形です。模型における動力車に設定しました。基本的にM1u形と同じですが山側第2台車付近にSDC(受給電接触器)が設置されています。小型のBCBを再現したことを除けばデハ1202と同一です。

5号車 デハ1205
海側

山側

形式的にはM2s形と立派なM車ですが、両先頭車とは異なり補助電源系の機器を搭載しないため自車分の機器類のみを搭載した非常にすっきりとした床下が特徴です。FSC箱はサハ1203と同様です。また模型的にあまりにもすっきりしすぎていたので、余剰床下パーツから切り出したドアコックを山側車体中央付近に取り付けてアクセントとしてみました。

6号車 サハ1206
海側

山側

Ts形を名乗る中間付随車です。実車も模型もサハ1203と同様なので割愛します。

7号車 デハ1207
海側

山側

M1sc形です。動力を除いてはデハ1204と同一なので割愛します。

8号車 デハ1208
海側

山側

品川寄り先頭車です。形式はM2sc形で基本的にはデハ1201と車体の向き以外は同一です。整流装置脇に艤装されているVIS用の制御器はGMの分売パーツから似た形状のものを探し出して取り付けました。そのうち3Dで起こしたら取り換えようかと思っています。


さて、各車の紹介も終わったところで今回のこだわりポイントを詳細に解説していきたいと思います。

まずは今回の肝ともいえる3Dプリントパーツ達です。

1枚目は16次車の8Vから採用されたMAP-198-15V295形VVVF装置とFLです。フルSiC適用のパワーモジュールになったことで従来よりもコンパクトになったパワー部を的確に再現しました。またヒートシンクの奥行など3Dプリントの長所を最大限に生かしました。
2枚目はこれも3Dプリント品のHB/PLB箱です。実車ではこのサイズにHBとPLBが収められているということで、16次車でその詳細を知ったときはとても驚きました。さすが三菱さんですね。PLBといえば個人的に大好きなPLB表示灯(写真では一番右の蓋の上)も3Dプリントの精細な造形を生かして再現しています。


下側から各車の床下機器を見た図です。上からM2、M1、Tとなっています。私が制作した今までの編成では、3Dプリントした機器以外は裏側の肉抜き穴の処理や実車同様の奥行きの再現を原則行っていませんでしたが、今回は全車それを施工しました。特にSUSの8Vでは、4/6Vとは異なり機器がT車まで分散して艤装されるため、このような加工は模型的にあっさりとしすぎになるのを防ぐ点において一定の効果があると考えられます。
またこれは非常におまけ的な要素ですが、各台車脇の滑走防止弁箱もプラ材貼り付けという”超簡易”仕様ではあるものの再現してみました。

続いて今回「特別仕様」たる所以の先頭部ディテールです。

いつものステップ・ハンスコ・つなぎ箱取り付けに加え、今回は台車のケーブルと排障器取りつけを行いました。実車同様のごちゃっとした感じがうまく出たと自負しています。これでも一応R280通過可能です。

続いて屋根上です。2本となっているSR無線用アンテナは実車同様ビードを削って取り付けました。ビード削りが本当にしんどかったです・・・シバラクヤリタクナイ

屋根上の配管類は2色で塗りわけをしてゴム被覆と配管の区別をしてみました。また、パンタグラフは台座のフラットな銀色とアームのメタリックな銀色を塗り分けることで実物の塗装した鉄と無塗装SUSを再現したつもりですがこちらはほとんど目立たずちょっと残念です。


と、まあこんな具合に力作の1201編成、いかがでしたでしょうか。模型でも伝統の「京急らしさ」を再現できて個人的には満足しています。
気合を入れすぎた余り、普段では使わない光沢クリアーを使用してツヤツヤに仕上げてしまいました。艶の良さを知ってしまったので今後順次ほかの編成にも施工していきたいなーとか思ったり思わなかったり・・・


実車は間もなく本線の試運転が開始されると思われ、来月には営業入りすることも発表されています。営業入りしたら模型を持って会いに行きたいですね。7段という”真の実力”を現したMBSAブレーキシステムも早く体感したいものです。

次の10年、そしてこれからの新時代の京急を担うであろう「究極進化した1000形」のデビューを、冷え込む北関東のいおぐりハウスから楽しみに待っております。




では、また実車の乗車報告記事あたりでお会いしましょう!!




京急600形更新車4連を作る(完)

こんにちは、いおんぐりっどです。

なんかブログを始めたころに制作記その1を上げて以来ずっと放置してた600の更新4連がようやく完成しましたのでご報告します。

今回は、更新に伴って主回路装置が三菱→東洋に振り替えられた6511編成を製作しました。

早速完成写真をば


600形4次車において要となるSIV周辺機器や放電抵抗器は3Dデータを作成してプリントしたものを使っています。
各車両を1両ずつ見ていきましょう。

1号車 デハ651-1(Muc)
海側

山側


浦賀方の先頭車です。この車両は主に主回路系の機器と空気回りの装置を搭載しています。前述のように主回路系の機器だけ東洋電機製のものに振り替えられたためにVVVFインバータ装置はRG656-A-M形を搭載しています。基本的にはGM京急600用の床下機器を並べ替えて使っています。後述しますが、CPは製品のものを切り継ぐことで4次車固有のC-2000LA形を再現しました。また、これも後で述べますがHBは3Dプリント品を使っています。

2号車 サハ651-2(T)
海側

山側


パンタなしの中間付随車です。自車分の制動機器・配電盤および継電器類のほかには蓄電池と 放電抵抗器が搭載されています。蓄電池はGM分売パーツからそれっぽいものを、RD(放電抵抗器)は3Dプリント品を用いています。

3号車 サハ651-3(Tp2) 
海側

山側


実車では付随車ですが模型においては動力車に設定しました。この車両は補助電源とその周辺機器を搭載しています。海側にIVT(静止型インバータ変圧器)、山側にはSIV本体とIVHB(静止型インバータ高速度遮断器)がそれぞれ艤装されています。今回の目玉ともいえる機器類が艤装された車両です。

4号車 デハ651-4(Msc)
海側

山側


品川方の先頭車です。基本的にはMuc形と変わらない配置ですが、更新車では山側のGSの横(品川寄り台車直近)に行先表示制御器が搭載されているのがポイントです。模型ではGM分売パーツから似た形状の機器を探して配置しました。その他の加工点は1号車のデハ651-1と同様です。


さて、各車の紹介も終わったところで今回の目玉ともいえる3Dプリントの機器類を1つずつご紹介しましょう。


まずは、三菱製のNC-WAT150B形静止型インバータ装置です。600形の4連では冗長性確保のためにSIVが2群化されました。2群が線対称になっていて非常に作りやすい形状でした。隣にはIVHBが艤装されています。パンタグラフが2基搭載となっているためIVHBも2つ搭載されています。模型用のパーツではこれら3つの機器をひとまとまりとしました。別に分ける必要もないですしそのほうが配置するときに楽なので・・・

次にIVTです。さきほど書いたSIVの反対側側面に艤装されています。こちらも2群分が線対称となっているため、その点では作りやすい機器に見えます。しかし実車においてこの機器は少し奥まった位置に艤装されており、模型でもそれを再現しようとすると動力のダイキャストとのクリアランスの兼ね合いでパーツ自体をかなり薄くしなければならず、設計に難儀しました。動力車を隣のT車に設定すればこの問題は解決するのですがそうすると車体中央のRDの表現を犠牲にせざるを得ず、なかなか厳しいです。うーん600形の4連ムズカシイ・・・

そして次がそのRD

車体中央のかなり奥まった位置に艤装されています。海側が正面で銘板があり、山側にはコネクタ類があります。これを忠実に再現するために模型では海側と山側のパーツを別々に作り接着する方法をとりました。こうして積層方向を同じくすることで、シャープに出力することができると期待したためです。

結果は期待どおりでした。パーツの合わせも意図したとおりになり、非常に良かったです。後悔があるとすれば、断面を埋めるなどすればさらに完成度が高くなったかもしれませんね・・・

最後はHBです。

写真の右側の白いやつがそれです。ちなみに実車では下の写真のようになっています。

スイスはセシュロン社のいつものやつです。絶縁性の樹脂パッケージに収められた本体が薄い鉄板で構成された枠を介して吊られているのが特徴的です。これが的確に再現できるのも3Dプリントの強みですね。薄い板の再現や本体の塗り分けを考慮してパーツでは本体と枠を別パーツにして出力しました。懸念していた枠の強度ですが、DMM.makeのアクリル樹脂Extraモードで出力したところ、特に実用上問題はなさそうです。予備のパーツに力をかけて変形させてみたりもしましたが、多少の曲げには耐えられるとわかりました。

ちなみに模型の写真で一緒に写ってるCPですが、これはGM分売パーツを切り継ぐことで作成しました。

C-2000LA形の実物の写真です。1-3次車が搭載するC-1500LA形に対し吐出量が1500L/minから2000L/minへと変更され、低圧・高圧それぞれ1段ずつだった圧縮部分が低圧2段となり3気筒となりました。
模型に話を戻しますが、基本的に細部のモールドをつぶさないように、接着剤で貼り付けるだけの簡単な加工です。切断面が垂直になるようにカットする以外はたいして難しくもない加工です。いつか3Dプリントで作成してゴムブシュを介して吊られてる姿など的確に再現したいものですね。


とりあえず今回取り立てて紹介するべき加工は以上です。あとはいつもの標準仕様で各部再塗装と色差し、運転台下のステップや機器類を追加しました。




最後になりますが、今回2年越しの完成をするにあたりTp車の屋根を譲っていただいた某氏に感謝してまとめとしたいと思います。ありがとうございました。

余談

今回制作に使用したパーツが収録された京急車用パーツセットをDMMのクリエイターズマーケットで販売しています。これには本作では出番のなかった三菱製のCB(遮断器)も収録されていますので6511編成以外の「純粋な」三菱車を作るときにもご使用いただけます。もしよければどうぞ。


せんでん・おわり

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

今年の京急乗り初めをしてきた話


こんにちは。いおんぐりっどです。

一昨日、2018年(いおぐり暦では7613年)の京急乗り初めをしてきたのでまあいろいろ発見してきたことを書いてみようと思います。

横浜から京急線に入りまず最初に向かったのは金沢文庫~金沢八景。

車内から金検ヲチしてたら昨年車体及び機器更新をした1001編成が南側地区の一番本線よりの見やすい位置に止まっていたので半ば衝動的に降りました。

というわけで


 みんなだいすきMAP-194-15V296形VVVFインバータ装置です。第一印象がまず「ちっちゃくてかわいい」っていう感じですね。側面のリベット?のような跡もなかなかいい味を出してますw 詳細については他の方のブログで紹介されているようなので割愛しますが、パワーユニット以外にゲートドライバ回路と演算部、それからLBまで集約してこのサイズに収めた三菱さんはさすがだなぁといったお気持ち表明だけしておきます。

 ちょっとここで余談なんですが、昨年のうちに


 こんなものを作って公開しました。そして・・・

 
 なんと!早速使ってくださった方が・・・!ありがたい限りです。ほかの方で1001編成作りたい!!っていう方はぜひぜひ使っていただけると嬉しいです。

閑話休題

 そんなわけで主回路装置もそこそこにこんなものに着目してみました。


 更新に伴い新しく交換されたAUC(冷房用配電盤)の裏側です。主回路装置の交換に伴い隣にあったHBが海側に移ったためこのように裏側のコネクタ取り付け部がよく見えるようになっていました。新型では背面(画像では左側)に補強版のような折り曲げ板材が取り付けられたようですがこちら側からもかなり目立っています。模型で作る際にはこのあたりやケーブル類も再現するといいアクセントになりそうです。

 ついでに個人的に面白かったのがコレ


 見ての通りコンプレッサーなんですが、先述の通り隣にあったHBが移動したことで側面の空気取り込み用のフィンがよく見えるようになりました。遠目で見るとなんだか3Dプリンターで積層して作ったみたいで面白いです。模型的にはGMが一応これをモデルとしたパーツを各型式完成品に採用していますが、似て非なる形状ですのでいつか3Dプリントで作りたいなと思っている今日この頃です。


 さて、1001編成はこの辺にして金検で見た面白いネタをもう一つ

別に新しいものでも何でもないんですが1500形の一部のサハに搭載されているレール塗油装置です。


 いままでじっくりと観察したことがなかったので見やすい位置にいてちょうどよかったです。

 この装置、どこかの電機メーカー製かと思いきや・・・


 なんと、東急グループの会社が製造したものでした。これは驚きでしたね・・・ということは東急電鉄線でも同じような形式の塗油装置を使用しているのでしょうか・・・

 また、1枚目の画像からわかるように2か所ある油補充口が「海」と「山」で分かれているのも面白いですね。艤装方向的にてっきり第1台車と第2台車で分かれてるものだと思っていたので個人的に新しい発見です。やはり曲線での塗布を考えるとそのほうが合理的なのでしょうね・・・


 こちらは塗油器付きの台車ですが、これは模型で再現するのは大変そうですね・・・特に塗油器本体のレールと接触している部分とかどのあたりまでこだわるかで意見が分かれそうです。
 台車そのものは基礎ブレーキがディスクブレーキですっきりとした印象ですね。


 お隣のデハ1720号車の機器が品川寄りだけ清掃されていました。ちょっと面白かったです。特に半身だけきれいになってるSIVとか・・・

 そんなこんなで一路三崎口まで快特でかっ飛ばして次に観察したのはステンレスの8V。別に何度も見てるので取り立てて新しく発見したこともないのですが、個人的にCPの奥行き感と各種空気ダメの艤装を再確認したかったので改めて観察しました。というのも次に作ろうと思っている模型が銀ではないですがSUSの8Vなので・・・



 こちらがT系に搭載されるMBU1600-Y系コンプレッサー。こうしてみるとかなり枕木方向の寸法が大きいですね・・・900mm以上あるでしょうか・・・GM製品から作る際にはぜひ改善したいポイントです。また側面の空気取り入れ用スリットや背面にあるPCケースみたいな冷却ファンも再現したら楽しそうだなぁと思ってますw

 
 そしてこちらはMsc系(Muc系も同様です)の浦賀寄り台車脇に艤装された空気ダメの様子。同じ容量と思われる供給空気ダメと第2元空気ダメが並んでいます。T系のCPの反対側に元1が艤装されているのでそれと合わせてMRを構成しているようです。アルミ1000では両先頭車に元1、4,5号車に相当するデハに元2が艤装されていたので、そのあたりから考えると1,3,6,8号車に元空気ダメが艤装されるようになったSUS車では配置間隔という意味では改善というか最適化されたんじゃないかなと思っています。
 模型的に、枕木方向に艤装された床下機器というのはレール方向の機器ばかりで淡白な印象となりがちなところにおいて良いアクセントとなるのでしっかり再現していきたいところです。

 銀千をぺろぺろしたところでお腹がすいたのでご飯を食べに上ります。


 そういえばこの無理やり感のある駅名標個人的にすきです。


途中で海に寄り道したりしつつ・・・

 新年初なりこま!!

 いつも通りの美味しさで安心しました。フォロワーさんも言っていましたがちょっとお肉が減った・・・かな・・・?

 おなか一杯になったところで気になる情報が、、、


 どうやら値上げするようです。最近の原材料高には勝てなかったようです。しかし、今まで550円であのボリュームのカルビ丼を提供してくれてたので値段が上がってもコスパがいいことに変わりはないでしょう。これからもおいしいお肉を期待してます!!


 お腹が満たされたところで新町検車区をぶらっと眺めてきましたが、今回はあまり面白いものがなかったのでとりあえず気になったものを一つだけ・・・


 ごらんのとおりアルミ1000です。先ほどもちらっと書きましたがCPを搭載する両先頭車には元1(4連ではたぶん元)空気ダメが浦賀寄り台車付近に艤装されています。そしてその隣には一回りサイズの小さい供給空気ダメが並んで艤装されています。模型でこれを再現したいなとずっと思っていたのですがいまいち正確な位置関係のわかる写真を持っていなかったのでちょうどよい収穫でした。午後の日差しも味方をしてくれて明るい環境で撮影できて良かったです。

 いつもよりも新町の滞在時間は短めに次に移動したのは花月園前。編成写真を撮るつもりはあまりなかったのですが、運用情報を見るとそろそろ賀正マークを付けた2011編成が羽田から下ってきそうだったので迎撃しました。


 そろそろ剥がされそうなので回収できてよかったです。

 日も落ちてきたので床下観察と撮影は終了して乗り鉄をしていこうかと思い、川崎に移動しました。21Dにさきほど日中観察した1001編成が入ってるとのことなので乗車し一路新逗子へ・・・


 歌う電車時代とはうってかわって静かな車内で思う存分走りを堪能しました。一つ気になる点としてはCPを搭載するデハ1001号車、デハ1008号車において、CP作動時に元空気ダメ付近からブリブリと大きめの音が出ていたことです。水か何かが動くような音にも硬いゴムが変形するような音にも聞こえました。比較として同じく元空気ダメを搭載するデハ1005号車でも確認をしましたがこちらでは音がしませんでした。以上のことから個人的に推察した原因はおそらくCPからMR管及び元空気ダメに至る経路に設置されている逆止弁の類じゃないかなと思っています。更新時のオーバーホールでゴム系の部品でも取り替えてまだそれが馴染んでいないのでしょうか・・・フォロワーさんの話では以前から音がしているとのことでした。いまだにはっきりと断定できる結論が出ていないので若干気になっています。誰かご存知の方がいらっしゃいましたらご教授いただければ幸いです。
 余談ですが更新前はなぜか1001編成と遭遇する機会にあまり恵まれていなかったので久しぶりの乗車でした。1001編成はツンデレさんでしょうか・・・私はツンデレっ娘すきですよ、ええ。

 そんなわけで京急蒲田まで1001編成で戻ってそこからは快特で品川に移動し帰宅となりました。結果的に運賃で2000円以上を京急に貢ぎました。このお金が車両の部品となり軌道となり社員諸兄の生活費になると思うとアツいですね。どんどん推していきたくなります。

 いつも品川でJR線に乗り換えた後にも体に残る京急車の余韻はなかなか趣深いものがありますね・・・今回もいい京急でした。

 最後になりましたが、今年も京急電鉄の益々の発展と一年の安全運行を願ってこの記事の〆としたいと思います。長文にお付き合いいただきありがとうございました。

プロフィール

HN:
いおんぐりっど
性別:
女性
自己紹介:
京急/鉄道模型/床下機器/電気・電子工作/音楽アレンジ作り/同人活動
サークル:霊烏路車輌製造 主宰
Twitter:@kyukon_tech

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